日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

⽇本化学繊維協会における標準化活動

日本化学繊維協会では、2014年の経済産業省「標準化官民戦略会議」への参加を契機に「標準化中期計画(第1期:2014~16年度)」を策定し、繊維分野および化学繊維の用途分野における“高性能/高機能化学繊維”を対象とした標準化事業への積極的な取り組みを開始しました。
2017年度には「標準化中期計画(第2期:2017~20年度)」を策定するとともに標準化委員会を設置し、標準化活動の体制強化を図りました。

標準化委員会について

2014年度に設置した標準化推進WGを2017年度より組織改編し「標準化委員会」として、標準化推進体制の強化を図りました。帝人、東レ、クラレ、東洋紡、旭化成、ユニチカ、三菱ケミカル、KBセーレン、ダイワボウホールディングス、オーミケンシの10社と、一般財団法人カケンテストセンター(オブザーバ)により構成し、国内外の標準化活動に取り組んでいます。

国内標準化活動

従来から実施している化学繊維の用語や試験方法に関するJIS規格の維持に加え、高性能/高機能化学繊維を対象とした新規JIS開発に取り組んでいます。また、使用量が増加傾向にある新しい化学繊維について試験方法等の検討を行い、他団体が維持・管理するJIS規格へ追加する提案を行っています。

国際標準化活動

ISO/TC38テキスタイルの国内審議団体である一般社団法人繊維評価技術協議会と連携し、高性能/高機能化学繊維を対象とした新規ISO提案に取り組んでいます。また、2017年度にアジア化繊産業連盟に設置された「標準化作業委員会」に参加するなどアジア地域全体の標準化活動の推進に力を入れています。

テーマ別活動内容の紹介(標準化ガイドブック)

事務局担当:技術グループ・竹内(06-6231-6781)、⼤松沢・海野(03-3241-2312)
(本件掲載内容は2020年9月1日時点のものです。)