会長挨拶
日本化学繊維協会会長 大八木 成男
(帝人株式会社
代表取締役社長執行役員
CEO)
東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
日本化学繊維協会(以下、化繊協会)は、わが国の化学繊維産業の健全な発展を図ることを目的に1948年に設立し、行政、学界をはじめ、紡績、織布、染色、アパレル等の関連業界、化学業界、ユーザー業界等、多くの皆様のご協力を得て国内外の諸課題に対応して参りました。
わが国の化繊産業は、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル等の拡大を通じて世界をリードしました。その後、1985年のプラザ合意による円高を契機にコスト競争力を失い、その規模は縮小したものの、新興国市場等、成長市場へシフトし、特に高機能・高性能繊維分野では、ハイレベルな先端素材を提供し、世界の化繊産業を主導しています。
今後も先端素材の研究・開発を進めて優位性を維持し、有望な成長市場に提供することが、日本の化繊産業を持続的に発展させる道であると認識しています。
経済、社会が混迷し、日本化繊産業のパラダイムが大きく変化しつつある中
で、化繊協会は、時代に適合した価値ある業界団体として、会員各社の事業活動に資する共通プラットフォームを設定し、会員相互の情報交流や行政、学界等との連携を通じて引き続き、業界の発展に貢献する使命を果していく所存です。
2011年7月