日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

軽くて強い

実験の内容

厚さと大きさが同じスチール板と炭素繊維板の重さを比べてみます。スチール板に比べ、炭素繊維板は約4分の1の重さであることがわかります。
次に、ほぼ同じ重さの炭素繊維板とスチール板で強度を比べます。炭素繊維板はほとんど形が変わらないのに対し、スチール板は簡単に曲がってしまいます。

<機械的・化学的特性>炭素繊維複合材料の高強度・軽量性

使用先端繊維:炭素繊維複合材料

特徴

炭素繊維複合材料は炭素繊維とプラスチックを複合した日本が世界に誇る先端材料で、その軽くて強い特性が注目されています。
さらに、疲労しない、錆びない、化学的・熱的に安定しているといった特性があり、厳しい条件下でも長期的に安定した信頼性の高い材料です。

用途

航空機の構造部分や自動車等の移動体用途、風力発電装置の回転翼等の環境用途、建築補強材用途、ゴルフクラブのシャフトや釣竿などスポーツ・レジャー用途など、様々な分野で使用され、高い評価を得ています。