未来をつくる化学せんい





 天然の原料を用いて作る“化学せんい”に、“レーヨン”があります。これは、植物の主成分である“セルロース(せんい素)”という物質を、化学的に取り出し、これを薬品で溶かして細い孔から押し出して、“せんい”に再生します。このため、レーヨンは再生せんいとも呼ばれます。


 一方、“ポリエステル”と呼ばれる“化学せんい”は、石油の成分から“キシレン”という物質を取り出し、これに他の化学物質をくっつけ、さらにこれらの物質を何百万個とつなぎ合わせて“ポリエステルせんい”の原料である“ポリエチレンテレフタレート”と呼ばれる物質を作ります。この“ポリエチレンテレフタレート”のことを略して“PET(ペット)”といいます。これは、飲料容器のペットボトルと一緒です。すなわち、ペットボトルの原料と“ポリエステルせんい”の原料とは同じです。
 また、“ナイロン”や“アクリル”と呼ばれる“化学せんい”がありますが、これらも石油から取リ出した別の成分を原料として人が作り出した“せんい”です。
 これら石油などを原料にして、合成して“せんい”にしたものを“合成せんい”と呼びます。
 この“合成せんい”と前に記した“再生せんい”を合わせて“化学せんい”と呼びます。

 

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