SDGs各社事例集

SDGs Cases
生物多様性への取り組み
帝人株式会社

日本の植林技術を用いた森林再生プロジェクト

バングラデシュの「テイジンの森」

社員の出張に伴う飛行機の利用など、事業活動において排出が避けられないCO2の相殺を目指し、バングラデシュのチッタゴン大学と共同で、日本の植林技術「宮脇方式」を用いた森林再生プロジェクト「テイジンの森」に取り組んでいます。この森には、バングラデシュの絶滅危惧種や危機的な状態にある在来植物の苗木が植えられ、大気中のCO2除去だけでなく、荒廃した森林の生態系の迅速な回復にも貢献しています。

プロジェクト開始当時(2022年)
成長した「テイジンの森」の様子(2024年)

特徴

  • チッタゴン大学のキャンパス内に小規模ながら多様な種が繁栄する森林を作ることで、大気中のCO2除去を目指しています。
  • 「宮脇方式」という、その土地に従来から生息していた多種類の若木を間隔を詰めて植え、成長を競わせることで荒廃した森林を短期間で再生させる手法を用いています。
  • 現地の学生たちがCO2吸収量の測定や、森林の管理を行うことで、学生たちの教育にも貢献しています。

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帝人株式会社ウェブサイト「生物多様性」