SDGs各社事例集
SDGs Cases生物多様性への取り組み
東洋紡株式会社
総合研究所(滋賀県大津市)における生物多様性保全の取り組み
「びわ湖100地点環境DNA調査」(共催:龍谷大学 生物多様性科学研究センター・滋賀県)
「びわ湖100地点環境DNA調査」は、2021年より龍谷大学生物多様性科学研究センターが主催する市民参加型の調査で、琵琶湖の生物多様性を把握する取り組みです。東洋紡の研究開発拠点である総合研究所(滋賀県大津市)が琵琶湖に隣接していることから、東洋紡は2022年より琵琶湖水の定期的サンプリング作業への参画や研究所内及び周辺地域の独自調査を通じて経時的なデータの取得に協力するなどして、本活動を支援しています。

従業員がサンプリングを行う様子①

従業員がサンプリングを行う様子②
特徴
- 生物が放出する体液やふん便由来のDNA(環境DNA)情報を活用する「環境DNA分析」により、迅速かつ低コストで生物の分布や移入種の拡散状況などの把握が可能です。
- 生物多様性保全に向け、現状や課題の把握のために経時的にデータを取得・蓄積していくことが重要です。
- 東洋紡は国内最大規模の環境DNA調査である「びわ湖100地点環境DNA調査」に2022年以降継続して参加・協力をしています。