お知らせ
News第716回 本委員会の主要議題と概要
日本化学繊維協会(会長 内川 哲茂 帝人株式会社 代表取締役社長執行役員CEO)では、本日11時より第716回 本委員会を開催しました。
主要議題およびその概要は以下の通りです。
1. 令和8年度税制改正要望
日本化学繊維協会はこの度、「令和8年度税制改正要望」を取りまとめました。
2. 第30回中国国際化繊会議について
9月24日(水)・25日(木)、中国・浙江省・海寧市にて、第30回中国国際化繊会議が開催されました。会議テーマは「過去と未来を繋ぎ、多様なイノベーションを創出/世界の繊維産業の未来発展の展望」で、技術革新、グリーンサステナビリティ、循環経済、インテリジェント・デジタル化などの新たな産業動向に焦点をあて、繊維業界が直面する課題や機会について講演等が行われました。中国国内(繊維団体、政府機関、大学・研究機関、化繊メーカー等)のほか、EU、日本、韓国、台湾、タイなどから約400名の参加がありました。
初日の全体セッションでは、日本化学繊維協会・大松沢理事から「日本化学繊維協会における繊維製品の循環経済実現への取組み」と題する発表を行い、日本政府の政策動向、化繊協会の循環経済実現に向けた取組み例、その他のサステナビリティ課題の取組みを報告しました。
3. 第64回ドルンビルン国際繊維会議の報告
9月10日(水)から12日(金)の3日間、オーストリアのドルンビルンにおいて、第64回ドルンビルン国際繊維会議(主催:オーストリア化繊協会)が開催され、その概要について報告がありました。
・本会議は繊維産業の動向や技術開発動向を中心に取り上げた国際会議で、欧州繊維産業の産学研究者の交流の場として、毎年、開催されている。
・オーストリア、ドイツなど欧州を中心に、アジアからは日本、タイ、バングラデシュなど34か国から約400名(約210社・機関)が参加し、盛況であった。
・初日の基調講演のほか、①革新的な繊維、②カーボンスチュワードシップ、③作業服・防護服、防衛、④産業横断セッションの4テーマが取り上げられ、計93件の報告が行われた。日本からは、ブリヂストンと村田機械の計2件の報告があった。
・テーマ別では「革新的な繊維」「カーボンスチュワードシップ」「作業服・防護服、防衛」での発表が多かった。
以上