日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

化学繊維の用語集

重合

合成繊維は、合成高分子(ポリマー)からできているのですが、高分子を構成している基本になる低分子化合物モノマーと言います。
このモノマーを多数結合させて高分子を作る化学反応が重合と呼ばれています。
合成繊維工場で重合から紡糸まで一貫して生産しているのは、主としてモノマーが液体あるいは固体のものがポリエステル、ナイロン、アクリルなどです。
モノマーが気体であるポリエチレン、ポリプロピレンなどは石油化学工場で重合が行われ、合成繊維工場に供給されています。モノマーが液体であるビニロンも同様です。

「原糸・原綿段階」のその他の用語