日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

(欧州) 6繊維クラスター、欧州経済利益団体を共同設立

2020年01月30日
日本化学繊維協会

欧州 研究開発 

6繊維クラスター、欧州経済利益団体を共同設立

 フランスの繊維クラスターTechteraによると、欧州の6つの繊維クラスターが、欧州経済利益団体(European Economic Interest Group)を共同設立した。
<参加クラスター>
 TECHTERA(フランス)
 ATEVAL(スペイン)
 AEI TEXTILS(スペイン)
 CLUTEX(チェコ)
 PO.IN.TEX(イタリア)
 SACHSEN!TEXTIL(ドイツ)
 同団体の名称は「EU-TEXTILE 2030」で、2017 年~2019年の欧州のCOSME プログラムの出資による同名の国際協力プロジェクトから誕生した。フランス企業は、助成金の形ですでに同プロジェクトの恩恵を受けており、コロンビア、南アフリカ、イスラエル、日本、台湾のミッションに参加している。
 EU-TEXTILE 2030の役割は、ハイテク繊維やテクニカルテキスタイルのイノベーションと国際化。会員間の交流を促進し、欧州の域を超えた繊維企業の輸出を支援していく。
 EU-TEXTILE 2030は、既存団体、なかでも欧州の繊維プラットフォームやすでに強固な関係を築いているEuratex (欧州繊維産業連盟)を補完する形で活動する。
 EU-TEXTILE 2030は、テクニカルテキスタイルを専門とする1,000以上の欧州繊維企業で構成されている。
 EU-TEXTILE 2030は、欧州のすべてのクラスターに開かれている。