日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

第693 回 本委員会の主要議題と概要

2020年01月16日
日本化学繊維協会

<プレスリリース> 

693回 本委員会の主要議題と概要

日本化学繊維協会

日本化学繊維協会(会長 鈴木 純 帝人株式会社 代表取締役社長執行役員CEO)では、本日11時より第693回 本委員会を開催しました。

主要議題およびその概要は以下の通りです。

1.エコプロ2019への出展報告

21回目となる国内最大規模の環境展「エコプロ2019~持続可能な社会の実現に向けて」が昨年125日(木)~7日(土)の3日間、東京ビッグサイトにて約15万人の来場者を集め、盛大に開催されました。

・化繊協会コーナーでは、「SDGsに貢献する化学せんい」のテーマで、16回目となる展示を行った。
・環境に役立つ高機能・高性能繊維への関心は一般層・ビジネス層を問わず年々高まっており、より詳しい説明を求める来場者が増えてきていることから、今回も「教室形式」のブースとして、一日あたり6回「化学せんいおもしろ実験教室」を開催。3日間計400名が参加して大変盛況だった。
・この他、化繊協会コーナーでは、クイズラリー(約1350名が参加)などのアトラクションなど、今回も多くの来場者にPRした。

2.第33回複合材料セミナーについて

日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会は「第33回複合材料セミナー」を221日(金)THE GRAND HALL(ザ グランドホール)品川にて開催します。プログラムおよび参加申込方法など詳細は配布資料または下記ウェブサイトをご参照ください。

http://www.carbonfiber.gr.jp/

今回のテーマは「今、セカイにはこの炭素繊維の力が必要だ。」です。

数多くある素材の中で、炭素繊維は、軽くて強い特性に代表される様々な特長を生かし、私たちの生活や社会を支えながら、着実にその用途を広げてきました。

今回は炭素繊維メーカーによるPAN系・ピッチ系炭素繊維の最新技術・市場動向に加え、国内外におけるCFRPの標準化、中部地域におけるコンポジットハイウェイコンソーシアムやリサイクルに関する取り組みの紹介、CFRP製競技用義足ブレードの技術、CFRP成形技術の最新情報、国際的な自動車分野における複合材料動向について取り上げます。

炭素繊維複合材料の『今』を知ることができる本セミナーに多数のご参加をお待ちしています。

<開催概要>
日時:2020221日(金)10001715 セミナー
             17301930 懇親会
会場:THE GRAND HALL(ザ グランドホール)品川(東京/品川駅港南口(東口)徒歩3分)
定員:300
参加費:一般 20,000円、官公庁・学校関係者 15,000円、学生 3,000
備考:事前申込制

プレスの皆様を複合材料セミナーへご招待いたします(参加費不要です)。
当日に直接ご来場ください。

3.最近の通商動向

 最近の繊維通商問題をめぐる主な動きとして、直近の経済連携協定の動き(日米貿易協定、RCEP交渉等)、加工再輸入減税制度(暫8:関税暫定措置法第8条)の延長、米中貿易摩擦やブレグジット等の通商関連の動きが日本の繊維産業に与える影響等について報告がありました。

以上

 

<本件についての問い合わせ先>
担当:⽇本化学繊維協会 技術グループ 兼 業務調査グループ 川名 (03-3241-2312