日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

第694 回 本委員会の主要議題と概要

2020年04月20日
日本化学繊維協会

<プレスリリース>

2020年420

694回 本委員会の主要議題と概要

日本化学繊維協会(会長 鈴木 純 帝人株式会社 代表取締役社長執行役員CEO)では、第694回 本委員会を開催しました。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、書面での開催となりました。

主要議題およびその概要は以下の通りです。

1.2021年アジア化繊産業会議の開催について

13回アジア化繊産業会議が、2021422日(木)から23日(金)までの2日間、東京(グランドプリンス高輪を予定)で開催されることとなりました。アジア化繊産業会議(ACFIF会議)は、1996年に設立して以来、過去12回、アジアの各国・地域でアルファベット順に持ち回りで開催されており、次回は25年ぶりに日本での開催となります。

13ACFIF会議は、現在アジアの化繊産業が直面する最重要課題である「サステナビリティ」を会議テーマとして取り上げることとしています。423日(金)の会議終了後に、ACFIF会長・副会長、ACFIF加盟の各国・地域の代表団長による共同記者会見を開催予定としておりますので、是非ご出席下さい。正式なご案内は後日連絡させていただきます。

2.2019年の繊維貿易動向

2019年の繊維貿易動向」について報告がありました。2019年の世界の繊維品貿易は前年比微減の約8,000億㌦と推定され、3年ぶりの減少となりました。世界最大の繊維品輸出国である中国は2015年以降、伸びが鈍化しており、替わってベトナム、バングラデシュ等の低コスト国の輸出が好調に推移しています。また、米中貿易摩擦の影響が一部で見られているほか、アセアンを軸とした貿易フロー等、FTAのもとでの繊維品貿易は堅調に推移しました。

以上

 

<本件についての問い合わせ先>
担当:⽇本化学繊維協会 技術グループ 兼 業務調査グループ 川名 (03-3241-2312