日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

第696 回 本委員会の主要議題と概要

2020年10月30日
日本化学繊維協会

<プレスリリース>

日本化学繊維協会(会長 日覺 昭廣 東レ株式会社 代表取締役社長 社長執行役員)では、本日11時より第696回 本委員会を開催しました。

主要議題およびその概要は以下の通りです。

1.エコプロOnline 2020への化繊協会コーナー出展について

日本化学繊維協会は、1125日(水)~28日(土)の4日間、環境WEB展「エコプロOnline 2020」(主催:(一社)サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社)に、化繊協会コーナーを出展します。

・エコプロ展は1999年以来アジアを代表する環境総合展として環境に寄与する次世代技術や製品などの最新動向を紹介してきており、本展示はそのオンライン版としての初の開催となる。4日間の会期後も1225日(金)までアーカイブ公開され、誰でも自由に閲覧することができる。

・化繊協会コーナーの今年度の展示テーマは、「SDGsの達成に貢献する化学せんい」で、「③健康・福祉」「④質の高い教育」「⑥安全な水」「⑦エネルギー」「⑫生産・消費」「⑬気候変動」「⑭海洋資源」「⑮陸上資源」の8つのSDGs(持続可能な開発目標)に寄与する化学繊維を紹介する。

・具体的には、①化学繊維によるSDGsや環境問題への貢献に関する説明及び動画コンテンツ配信、②説明専門員による高機能・高性能繊維の解説と実験(化学せんい実験教室)のYouTube配信、などを予定している。

2.新型コロナウイルス感染症対策に対する業界貢献

日本化学繊維協会は、新型コロナウイルス感染症対策に対する業界貢献を紹介するため、92日、会員企業の取組みの一端をホームページに掲載しました。今回は、8社(帝人、東レ、クラレ、東洋紡、旭化成、ユニチカ、三菱ケミカル、セーレン)の取組みについて紹介しています。

・「新型コロナウイルス感染症対策に関する会員企業の取組み」
   https://www.jcfa.gr.jp/news_post/news/news-1807/

3.第26回中国国際化繊産業会議の概況報告

2020年98日(火)、第26回中国国際化繊会議が開催されました。本年度は、COVID-19の影響により、従来のリアル開催から、「オフライン(山東省・青島でのリアル開催)+オンライン(WEB会議)」の形式で行われました。

リアル開催には、中国化繊工業協会・端小平会長(中国紡織工業連合会副会長)、中国紡織工業連合会・高勇秘書長、王天凱元会長、中国の政府機関の代表、地元政府の代表、中国国内の大手化繊メーカー、大学等研究機関等からの代表が参加。また、オンラインでは約2万名が視聴しました。会議の前半、各国からの開催お祝いのビデオメッセージ(日本からは日覺化繊協会会長)が流されました。

会議テーマは、「科学と技術革新、産業のアップグレード世界化繊産業の運命共同体の構築」であり、中国紡織工業連合会、青島市政府関係者、青島大学、東華大学、中国工程院など中国国内関係者からの講演が行われたほか、富𠮷日本化学繊維協会副会長が「世界および日本の化繊産業の動向」と題するビデオスピーチを行いました。

以上