日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

2020年12月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)

2021年01月26日
日本化学繊維協会

【生産動向】
化学繊維生産は 55,837 ㌧、前年同月比 13.1%減、うち合成繊維生産は 46,052 ㌧、前年同月
比 7.9%減であった。
主要品種では、ナイロンFは前年同月比 24.2%減の 4,672 ㌧、アクリルSは同 2.5%減の
8,094 ㌧、ポリエステルFは同 12.2%減の 8,282 ㌧、ポリエステルSは同 7.5%減の 6,896 ㌧で
あった。
【在庫動向】
化学繊維在庫(生産者)は 90,587 ㌧、前月比 1.5%増、前年同月比 3.4%増、うち合成繊維
在庫は 65,950 ㌧、前月比 1.8%減、前年同月比 3.5%の減であった。
主要品種では、ナイロンF 10,568 ㌧、前月比 19.5%増、アクリルS 13,709 ㌧、同 1.3%増、
ポリエステルF 8,132 ㌧、同 2.6%増、ポリエステルS 10,597 ㌧、同 20.8%の減であった。
【2020年年間の生産動向】
2020年の化学繊維生産は、前年比14.4%減の70万㌧、9年連続の減産となった。うち、合成繊
維は同16.9%減の54.3万㌧、セルロース繊維は同4.2%減の15.8万㌧となった。
主要品種の生産は、ナイロンFは前年比29.2%減の5.4万㌧、アクリルSは同27.1%減の8.4万㌧、
ポリエステルFは同20.1%減の9.3万㌧、ポリエステルSは同7.9%減の7.6万㌧であった。