化繊設備

DAK、Cooper RiverのPSF工場閉鎖へ

　5月4日、大手ポリエステルメーカーDAK Americas LLC(DAK)は、サウスカロライナ州チャールストン近郊にあるCooper River工場のポリエステル短繊維（PSF)事業を閉鎖する計画を発表した。同工場では、今後もPET樹脂の生産は継続する。ポリエステル短繊維事業は、2021年12月31日に閉鎖、約240名の正社員・契約社員が影響を受ける。
　同工場は40年以上前に建設され、ポリエステル短繊維の生産能力は年産15万㌧である。
　DAK Americasは石油化学大手Alpekの子会社であり、PTA、PET分野では世界の主要メーカーの一つ、リサイクルPETに関しては米州最大規模のメーカー。