日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

JIS L1030-4-1,-2,-3「繊維製品の混用率試験方法―キュプラ及びリヨセル」が制定されました

2023年01月20日
日本化学繊維協会

日本化学繊維協会では、2020年4月27日に「ISO 21915:Textiles — Qualitative and quantitative analysis of some cellulose fibres (lyocell, cupro) and their blends —
Part 1: Fibre identification using scanning electron microscopy and spectral analysis methods
Part 2: Blend quantification using light microscopy method
Part 3: Blend quantification using spectral analysis method」を制定しております。

その後、JIS化に取り組み、2023年1月20日にJIS L1030-4「繊維製品の混用率試験方法―キュプラ及びリヨセル」が制定されました。
JIS L1030-4は3つのパートで構成されています。

JIS L1030-4-1 繊維製品の混用率試験方法―第4-1部:キュプラ及びリヨセル―走査電子顕微鏡法及びスペクトル分析法による繊維鑑別
JIS L1030-4-2 繊維製品の混用率試験方法―第4-2部:キュプラ及びリヨセル―光学顕微鏡法による繊維混用率試験方法
JIS L1030-4-3 繊維製品の混用率試験方法―第4-3部:キュプラ及びリヨセル―スペクトル分析法による繊維混用率試験方法

繊維外観や性質が酷似しているキュプラとリヨセルを明確に鑑別・定量ができる手法となっており、第4-1部は二つの繊維鑑別方法、第4-2部及び第4-3部はそれぞれ混用率試験方法となっております。