日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

繊維製品の動的吸湿熱発生の測定方法の国際規格(ISO 18782)が改正されました

2023年05月22日
日本化学繊維協会

ISO 18782:2023「Textiles — Determination of dynamic hygroscopic heat generation(繊維製品の動的吸湿熱発生の測定方法)」が5月22日に改正されました。
日本化学繊維協会が中心となって規格提案し、一般財団法人カケンテストセンターをプロジェクトリーダーとして、検討を進めてきたものです。
今回の改正により、国内の産業標準規格であるJIS L1952-1:2021(生地の吸湿発熱性試験方法 第1部:最大吸湿発熱温度測定法)との整合化が図られました。
空気中の水分子が繊維に吸着した際に発生する熱(収着熱)を利用し温感を持たせる機能を測定することで繊維製品の吸湿発熱効果が確認できるようになり、この国際規格によって、吸湿発熱性繊維製品の開発等に寄与することが期待されます。