日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

JIS L1030-4シリーズが家庭用品品質表示法対象の試験方法になりました

2023年09月12日
日本化学繊維協会

2023年1月20日に発行されたJIS L1030-4シリーズ「繊維製品の混用率試験方法―キュプラ及びリヨセル」(第1部~第3部)は、8月31日付で消費者庁の以下ホームページへ掲載された通り、家庭用品品質表示法(家表法)の指定用語(表示名)において、当該JISによって再生繊維の種類を判断できるようになりました。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/fiber/fiber_term.html

<参考>
JIS L1030-4は3つのパートで構成されています。
JIS L1030-4-1 繊維製品の混用率試験方法―第4-1部:キュプラ及びリヨセル―走査電子顕微鏡法及びスペクトル分析法による繊維鑑別
JIS L1030-4-2 繊維製品の混用率試験方法―第4-2部:キュプラ及びリヨセル―光学顕微鏡法による繊維混用率試験方法
JIS L1030-4-3 繊維製品の混用率試験方法―第4-3部:キュプラ及びリヨセル―スペクトル分析法による繊維混用率試験方法
繊維外観や性質が酷似しているキュプラとリヨセルを明確に鑑別・定量ができる手法となっており、第4-1部は二つの繊維鑑別方法、第4-2部及び第4-3部はそれぞれ混用率試験方法となっています。