日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

第709回 本委員会の主要議題と概要

2024年01月17日
日本化学繊維協会

日本化学繊維協会(会長 大矢 光雄 東レ株式会社 代表取締役社長 社長執行役員)では、本日11時より第709回 本委員会を開催しました。
主要議題およびその概要は以下の通りです。

1.化繊協会品質保証ガイドラインの改定 
日本化学繊維協会は、2018年3月に品質保証ガイドラインを策定し、必要に応じて改定を行ってきました。
このほど、ガイドラインの見直しの是非を検討し、品質保証部門の独立は製造部門からだけでなく、営業部門からの独立も明記する必要があるとの認識から、営業部門からの独立を追記することでガイドラインを改定することといたしました。
具体的には2024年1月17日付けで以下の下線部を追記する改定を行っております。

<改定事項>
2.不備・不適切な事例を発表させない仕組み
(1) 品質保証のマネジメントの強化
  旧:② 品質保証部門は、製造から独立した仕組みとする。 
  新:② 品質保証部門は、製造および営業から独立した仕組みとする。

2.第37回複合材料セミナーについて
日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会は「第37回複合材料セミナー」を2月16日(金)に開催します。今回のテーマは「サーキュラーエコノミーを目指す炭素繊維」です。昨年に続きハイブリッド方式とするほか、講師と参加者が交流できる懇親会を5年ぶりに開催することといたしました。プログラムおよび参加申込方法などの詳細は、配布資料または下記ウェブサイトをご参照ください。
http://www.carbonfiber.gr.jp/
今回で37回目となる複合材料セミナーでは、炭素繊維メーカーによるPAN系・ピッチ系炭素繊維の最新技術・市場動向に加え、2022年に炭素繊維協会が業界団体として世界で唯一公表した「炭素繊維のLCIデータ」に関する国際的な動向、テーマとして要望の多い炭素繊維リサイクル、最先端技術を用いたソーラーカーの開発と挑戦、航空機関連テーマを取り上げます。
炭素繊維複合材料の『今』を知ることができる本セミナーにぜひご参加ください。

<開催概要>
日時:2024年2月16日(金) 10:00~16:55 (開場 9:30) 
              17:10~19:00 懇親会
方法:ウェブセミナー(Zoom使用予定)併用のハイブリッド方式
会場:コンファレンススクエア エムプラス(M+)
   東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10F
※会場でのご参加は定員制(先着順)のため、ご希望に沿えない場合があります。
※ウェブのリンク先は、開催数日前に別途メールでご連絡します。
参加費:会場参加者には昼食をご用意します。また懇親会にご参加いただけます。一般 20,000円、官公庁・学校関係者 15,000円、学生 3,000円
◆新設◆アカデミアパック 大学教員の正規お申込み1名につき学生5名までウェブ参加無料とします。
備考:事前申込制

3.令和6年能登半島地震に係る義援金について  
日本化学繊維協会は、この度の能登半島地震により被災された方々への支援として、義援金300万円を日本赤十字社に寄付することを決定しました。
被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地が一日も早く復興することをお祈り申し上げます。

以上