経営
恒申集団、新会美達の経営権を取得
1月25日、大手ナイロンメーカー広東新会美達ナイロンは、大手ナイロンメーカー恒申集団の子会社である福建力恒投資に対して1.58億株の新株発行を完了した。これにより、恒申集団は、広東新会美達の経営権を取得した。恒申集団は、今回の取引後、ナイロン業界の資源を統合し、業界の相乗効果を発揮させ、収益力とリスク抵抗力を持続的に向上させることを目指す。
広東新会美達ナイロンは、1984年に設立、中国国内でいち早くナイロン6の生産を開始したメーカーであり、1997年にナイロン6メーカーとして初めて深セン証券取引所に上場している。
恒申集団は1984年に設立、世界最大のカプロラクタムメーカーであり、ナイロンチップとナイロン6でも世界有数のメーカー。2023年には、中国企業トップ500社の中で324位、中国民間企業トップ500社の中で140位、福建省の民間企業トップ100社の中で5位にランクされている。