化繊生産

2023年の化繊生産ランキングが発表

　6月27日、山東省煙台市で中国化学繊維科学技術会議と第1回化学繊維産業総工程師フォーラムが開催された。
　同会議は中国化繊工業協会（CCFA）が主催し、大手スパンデックス・アラミド繊維メーカー煙台泰和新材料、武漢紡織大学と煙台科学技術協会が後援した。会議には、中国紡織工業連合会の端小平副会長、CCFA陳新偉会長をはじめ、中国工業情報化部、化繊企業の代表など約400名が参加した。
　会議テーマは、「科学技術・イノベーションがリードし、新品質生産性の発展を加速させる」であり、化繊産業のハイエンド、グリーン、インテリジェント発展の現状、傾向、課題等について議論が行われた。
　会議の席上、中国化繊工業協会（CCFA）は、2023年の中国化学繊維生産高ランキングリストを発表した。
　このリストは、化繊企業が提出した2023年1～12月までの生産データをもとに作成され、化繊総合ランキングおよびポリエステル（POY、産業用、リサイクル、短繊維等）、ナイロン（紡織用、産業用）、セルロース（長短、リヨセル等）、アクリル、スパンデックス、炭素繊維など細分化された各品種のランキングを含め、合計22のリストが作成された。
　そのうち、化繊総合ランキングの上位10社は下表のとおり。

2023年化学繊維生産ランキング（総合）