日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

第713回 本委員会の主要議題と概要

2025年01月16日
日本化学繊維協会

日本化学繊維協会(会長 竹内 郁夫 東洋紡株式会社 代表取締役社長兼社長執行役員)では、本日11時より第713回 本委員会を開催しました。
主要議題およびその概要は以下の通りです。

1. 防虫性繊維製品の表示ガイドラインについて
2024年12月20日、化繊協会のウェブサイトに「防虫性繊維製品の表示に関するガイドライン」を公開しました。本ガイドラインは、JIS L1950-1/ISO24461及びJIS L1950-2によって性能が確認された防虫性繊維製品の表示について指針を示すものです。医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)及び不当景品類及び不当表示防止法(以下、景表法)の遵守を目的としております。薬機法については、医薬部外品の製造販売承認を取得していない製品「雑品」の表示例を示す内容、景表法については、優良誤認表示を防止するために、公定法であるJISやISOによる評価を推奨する内容となっております。なお、景表法に関しては、文言だけでなく図表などを情報を含めた総合的な判断が求められますので表示の適法性について、本ガイドラインと併せて今後、周知活動を予定しています。

2. 第38回複合材料セミナーについて
日本化学繊維協会炭素繊維協会委員会は「第38回複合材料セミナー」を2月21日(金)にハイブリッド方式で開催します。今回のテーマは「社会を支え、未来を切り拓く素材、炭素繊維」です。プログラムおよび参加申込方法などの詳細は、下記ウェブサイトをご参照ください。http://www.carbonfiber.gr.jp/

今回で38回目となる複合材料セミナーでは、炭素繊維メーカーによるPAN系・ピッチ系炭素繊維の最新技術・市場動向に加え、調査会社がまとめた世界の炭素繊維・複合材料市場動向を取り上げます。また、2024年夏に新設された経産省宇宙産業課による講演、地震大国日本における炭素繊維を用いた新しい耐震補強法の提案、炭素繊維の成形加工技術最新動向、自動車メーカーと建設会社が共同で取り組む炭素繊維リサイクルの新技術など、業界を取り巻く様々なテーマの最新情報を紹介します。
炭素繊維複合材料の『今』を実感できる本セミナーへの多数のご参加をお待ちしております。

<開催概要>
日時:2025年2月21日(金) 10:00~16:40 (開場 9:30)
                 17:00~19:00 懇親会
方法:ウェブセミナー(Zoom使用予定)併用のハイブリッド方式
会場:コンファレンススクエア エムプラス(M+)
   東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10F
※会場でのご参加は定員制(先着順)のため、ご希望に沿えない場合があります。
※ウェブのリンク先は、開催数日前に別途メールでご連絡します。
参加費:会場参加者には昼食をご用意します。また懇親会にご参加いただけます。一般 20,000円、官公庁・学校関係者 15,000円、学生 3,000円
◆アカデミアパック◆ 大学教員の正規お申込み1名につき学生5名までウェブ参加無料とします。
備考:事前申込制

3. 日本化学繊維協会大阪事務所閉鎖について
日本化学繊維協会は2024年12月13日、大阪事務所を閉鎖しました。
今後の連絡は以下の東京事務所にお願いいたします。
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-1-11(繊維会館7階)
電話:03-3241-2311

以上