日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

バイオ化繊の紹介

【旭化成株式会社】インドの原料サプライヤーへの技術支援

ベンベルグ®

「ベンベルグ®」は、綿実油生産の副産物であるコットンリンター(コットンの種の周りの産毛)を原料としています。旭化成はインドのオイルミルに無償で設備と分析機器を提供し、現地派遣で技術指導も行っています。これにより原料品質の向上や調達安定性の向上を達成しただけでなく、現地のオイルミルで純度の高い綿実油生産が可能となり、オイルミル自体の収益増と技術力向上を達成しました。またコットンリンターの販売という新たな収入源も開拓しています。

  • 投資前後のコットンライフサイクルの変化
  • 現地オイルミル

特徴

  • ベンベルグ®の原料は、綿実油を作る時の副産物であるコットンリンターです。自然の働きによって、土壌・海洋に害を及ぼすことなく生分解します。
  • インドで民族衣装に使用され40年以上親しまれており、原料の調達から最終製品に関わるステークホルダーへの技術支援および教育機関と産学連携を行っています。
  • 独自のクローズドループシステムや廃棄物のゼロエミッションなど、環境に配慮した生産を行い、生分解・堆肥化するサーキュラリティをもった環境配慮型素材です。
詳しい製品情報はこちらから ベンベルグ®