家庭用品についてのトラブルから消費者を保護するために設けられた法律で、繊維製品については組成表示、取扱絵表示などを行うことを定めています。2016年4月1日に、家庭用品品質表示法（以下家表法）に関連する家表法施行令、家表法施行規則が改正。2017年4月1日に内閣府令（再改正）及び繊維製品品質表示規程、雑貨工業品品質表示規程などが改正・施行されました。繊維製品品質表示規程では帽子（施行は18年4月）が表示対象となり、「指定外繊維」の用語から「7種類の分類用語」へと変更されたほか、複合繊維が新たに指定用語になりました。取扱絵表示記号は16年12月にＩＳＯに対応する新ＪＩＳ表示が施行されています。