日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

化学繊維の用語集

CIRFS(国際人造繊維委員会/欧州人造繊維協会)

「Comite International de la Rayonne et Des Fibres Synthetiques」の略称で、国際人造繊維委員会と呼称していますが、「European Man‒Made Fibres Association」(欧州人造繊維協会)という呼称も併用されています。
化学繊維及び同製品の改良、増産及び用途の拡大をはかるため、宣伝、経済研究、技術、統計について国際的な連絡を取ることを目的として、1951年に設立されました。
創立時より本部はパリにおかれましたが、92年夏にEU(当時はEC)の求心力の強まることを意識してブラッセルに移動しました。会長は原則3年制で、再任制度があります。
組織としては運営委員会を最高機関として、経済政策委員会、統計活動委員会、技術委員会等からなっており、毎年5月に年次総会が開催されて、重要問題が討議されます。
会員対象地域は創立以来一貫して西欧(EC+EFTA)でしたが、冷戦の氷解とともに94年に東欧・中欧にも拡大し、96年にはトルコも対象とすることとなりました。また、米国メーカーの欧州法人も会員となっております。
わが国は、その黎明期の56年に賛助会員として加盟し、現在に至っております。

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