「アジア化繊産業会議」は、アジアの化繊産業の発展が目覚ましく、そのあり方が世界の繊維産業の動向に大きな影響を与える時代になり、アジアの化繊業界の代表が一同に会し、共通の関心事について話し合い、共通の認識と理解を深め、相互の信頼関係を築き上げることが重要になってきたとして、1995年度の日本化学繊維協会の前田勝之助会長（東レ社長・当時）が中国、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、パキスタン、フィリピン、台湾、タイの化合繊業界の首脳に呼び掛けて開催に至った会合です。
96年4月の第1回会議（当時の名称はアジア化繊業界会議）以降、隔年開催されており、この会合を通じて「アジア化繊産業連盟（ACFIF）」が設立されました。会議には上述の参加国・地域に加え、ベトナムもオブザーバーで出席しています。