日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

化学繊維の用語集

編物

衣料素材は織物、編物、レース、皮革、不織布などさまざまな仕様がありますが、その主流はまだまだ織物と編物です。編物は経糸または緯糸のいずれか一方向の糸が、編目(ループ)を基本単位に連続されることによって作られます。その編み方によって、経編と緯編に大別されます。
編み方によって、次のように区分され、それぞれの用途に使用されます。

経編(たてあみ)
多数の経糸で同時に編目を作り、できた編目列を基に新しい編目m列を作る時に、隣接した編目に経糸を左右に移動して編目を連結させる編み方です。
ランジェリー、ファンデーション、ドレス、水着、カーシート、裏地、レース、カーテン、などに用いられます。

緯編(よこあみ)
1本の編糸がつくる編目が連続して横方向に連なり、できあがった編目列を基に新しい編目列を作って、長さ方向につないで編地にします。緯編はさらに以下のように区別することができます。
[丸編] 肌着、ドレス、スラックス、トレーニングウェアーなど
[横編] セーター、カーディガン、手袋など
[靴下] パンティストッキング、ソックスなど

「織・編・染色段階」のその他の用語