日本化学繊維協会と炭素繊維協会は
2014年7月1日に統合しました

化学繊維の用語集

生地の風合

繊維や布地に触れた時の感覚。つまり手触りや肌ざわりの感じを風合と言います。
例えば①肉がある(厚い、重い)、②かさ高い(ふんわりする)、③張り、腰がある(曲げもどり性が良い、たらたらしない)、④ドレープ性がある(しなやか)、などの感触のことを言います。
ハリ、コシ、キシミ、シャリ、ヌメリ、ドレープ性等の用語がよく使われます。これらの用語は、例えば”シャリ”とは粗くて硬い繊維や強撚の糸から生まれるシャリシャリとした手触り感覚であり、また、”コシ”とは生地を触って得られる弾性のある充実した感覚を指す等、人間の官能を通じて得られる感覚をこれらの言葉で表現したものであり、具体的な定義づけはありません。

「織・編・染色段階」のその他の用語