交織(こうしょく)とは、経糸と横糸に2種類以上の異なる糸を用いて織ることを表します。古くは、綿と絹、綿と毛、絹と麻、絹と毛など、天然繊維相互間の交織が盛んでしたが、化学繊維が登場してからは、天然繊維と化学繊維の交織が行われるようになり、化合繊相互間の交織も行われています。
交編(こうへん)とは、2種類以上の違った種類の糸を使用して編むことです。織物の場合と同様に天然繊維に同士、天然繊維と化学繊維との組み合わせなど多様な編み方があります。交織・交編ともに、異なる糸を組み合わせることでさまざまな風合いや質感を表現することができるほか、機能性を付与することも可能になります。